着付け講師としては掟破り!10月なのに・・・

  • 2019.10.26 Saturday
  • 21:46

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ラグビーワールドカップ2019の着付け以降、

 

久しぶりのブログ更新になってしまい、申し訳ございません。

 

気づけばもう少しで10月が終わってしまいます。

 

 

 

今年は暑い夏だったにもかかわらず、

 

7・8月も着付けを習い始めたいという方が多く、

 

嬉しく思いました。

 

でも、やはり涼しくなると「着物を着るのもいいな」と

 

思ってくださる方が増えるのは、必然でしょう。

 

でも、この10月はいかがだったでしょうか。

 

残暑も厳しく、台風、大雨など天候も不順で

 

着物に最適という日が、少なかった気がします。

 

特に10月の初めは暑かった・・・(-_-;)

 

 

 

 

着物は10月からは「袷」の季節になります。

 

裏地のついた着物ですね。

 

10月から5月が袷の季節です。


 

 

 

着付けの講師ならば「衣替え」をまじめにすべきなのかもしれませんが、

 

私は10月に入っても涼しくなるまで単衣を着ていました。

 

しかも、初旬だけではなくだいぶ遅くまでです。

 

電車にも堂々と乗りました(#^^#)

 

単衣は生地は袷と同じで透け感はありませんが、

 

裏地がない分、ずいぶん軽く涼しく感じます。

 

 

 

着物の世界は、決まり事やしきたりが多く大変という声をよく聞きます。

 

着物は伝統的な日本の民族衣装ではありますが、

 

衣類の一種ですよね。

 

10月でも暑ければTシャツを着てもよいように

 

気候に合わせるのは当たり前と思うのです。

 

「無理して決まり事を守らなければ」となったら、

 

とても窮屈だし、着物を着ることが楽しいことではなくなります。

 

 

 

着物は「着るもの」である以上、着てこそ価値があるし、

 

着る人が増えれば着物文化を後世に伝えていけるのではと思います。

 

 

 

だから私は無理せず暑い時は10月でも単衣を着ようと決めました。

 

ただ、いくら暑いからと言っても10月に夏の絽や紗の着物を着ては、

 

季節感を損ねます。

 

単衣でも少し秋色を取り入れたり、柄で秋を感じたり、

 

季節感は大事にしたいと思います。

 

 

 

ちなみに、ここのところ涼しくなってきたので、

 

着物は袷ですが、長襦袢はまだ単衣を着ています。

 

 

 

レッスンでは何月には何を着るという決まり事も

 

しっかりお伝えしますので、ご安心ください。

 

決まり事を学んだうえで、何をどう着るかは個人個人の自由です。

 

おおらかに着物を楽しみませんか。

 

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